低炭素燃料
(RPF)の製造
SERVICE
- 事業内容
- 低炭素燃料(RPF)の製造
低炭素燃料(RPF)の製造とは
RPFは、Refuse derived paper and plastics densified Fuelの略称で、廃プラスチック類と紙ごみ類を主原料に圧縮してつくります。品質が安定しており、石炭などの燃料に比べて大幅にCO₂排出量を削減できる環境配慮型燃料です。
当社グループではボイラー燃料用として製紙会社を中心に継続的に供給しています。お客様にあわせて細やかな調整も可能です。
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社会課題
漂流プラスチックやマイクロプラスチックなどの海洋ごみ問題、プラスチックの原料である石油などの資源確保、地球温暖化対策等の幅広い課題に対応したプラスチック資源の徹底的な有効利用が求められています。
また、温室効果ガス排出量の削減を期待されている企業は、石炭に代わる燃料を探しカーボンニュートラルの目標に向けて日々取り組まれています。
市場規模
石炭やコークス等の代替燃料として有望視されるRPFの需要は、2020年の150万トンから2030年には230万トン前後と約1.5倍に市場が成長する見込みです。
※一般社団法人日本RPF工業会 調べ/当社改変
生産実績
※2023年6月期 株式会社エコネコル実績
事業の特徴
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RPF製造技術・ノウハウ
20年以上に渡るRPF製造実績を有しており、軟質系プラスチックを中心に工場や店舗等から幅広い廃プラスチックを受け入れ、RPFを製造して製紙会社等に供給しています。廃プラスチックの種類や性状に応じて適切な配合を行うことで、発熱量や塩素濃度のコントロールが可能です。燃料以外の用途開発にも力を入れています。
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幅広いエリアに対応
関東・中部地域を中心に広域での原料回収ネットワークを構築しています。廃プラスチックの排出状況や荷姿等に応じて最適な運搬車両を手配したり、物流の帰り便(リバースロジスティクス)を活用したりすることで経済性と効率性を備えたサービスを提供しています。
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RE100による低炭素製造プロセス
当社グループはリサイクル業界として世界で初めてRE100に加盟。RPF製造に使用する電力は100%が再生可能エネルギー由来で環境にやさしい製造プロセスとなっています。
サービス概要
石炭に比べてCO₂の排出量が約33%ほど少ないと言われており環境配慮型燃料であることから、近年、RPFの価値が見直されています。当社グループでは、工場のRE100 化によりRPF製造プロセスにおけるCO₂排出量が更に削減されている事から、よりCO₂排出量の少ない低炭素燃料となっています。